昨晩から寒冷前線の通過に伴う激しい雨が降り出し、朝までには峠を越していましたが、その後も小雨が降ったり止んだりを繰り返す不順な天気でした。また寒冷前線通過の特徴でもある気温の急激な低下もあり、明日の朝には相当寒い気温になる見込みだそうです。この不安定な天気の中、夕方より紙屋町西電停から胡町電停までを取材してきました。
寒く小雨が降る天気であったためか、市内中心部の自動車の渋滞はいつもの週末より激しさを増していました。また電車やバスの公共交通機関の利用者も増えていて、私が乗車した電車は、どれも超満員の状態で遅延している状況でした。
紙屋町西電停から本通交差点を抜けて、紙屋町交差点から八丁堀地域を抜けて、胡子電停まで歩きました。上記の通りの、自動車の渋滞と人の多さに驚くばかりでした。
胡町電停まで取材を行った後、本通商店街に行き、いくつかの薬局を回ってみました。それは、インフルエンザ・ウィルスをも通さない(通し難い)とされるN95規格のマスクを購入しようとしたためでした。しかし、どこも取り扱いがないらしく、購入することができませんでした。もっと多くの薬局を巡っていれば発見できたかもしれませんが、広島地域で最大級の店舗展開をしている薬局チェーンでさえ入手が出来ないことを知って、入手がとても困難であることを知りました。
テレビや新聞などでは、鳥インフルエンザや新型インフルエンザの流行が近いと予想されていることがいろいろな形で報道されています。ワクチンが効かない・効き難いこれらのインフルエンザを予防するには、インフルエンザ・ウィルスを含んだクシャミなどによる飛沫感染を防ぐことが有効されていて、マスクの着用が効果的だということが知られています。そこで、もっとも効果の高いマスクを購入しようと思ったわけです。
ネット上を「N95マスク」のキーワードで検索すると多数の薬局のサイトでN95規格のマスクの販売が行われていることが確認できるため、通常の薬局でも購入できるものと考えていたわけです。しかし薬局業界での流通はほとんどないらしく、いわゆるN95ほど完全ではないが、そこそこ効果のある医療用のサージカル・マスクと言われる種類のものしか入手出来ないようでした。とりあえず薬局に購入が可能であるかどうかを調べて欲しいとお願いしてお店を去ることとなりました。一般の薬局で入手できないようであれば、ネット通販を利用して購入しようと考えています。
ここで気になったことは、狭い空間で圧倒的な数の不特定多数の人と接触をする電車やバスなどの公共交通機関の乗務員の健康のことでした。
電子政府の総合窓口(e-gov.go.jp)などに登録されている国の資料から新型インフルエンザに関する資料を検索してみると、「(参考資料) 新型インフルエンザ発生時の 社会経済状況の想定(一つの例).pdf」には、新型インフルエンザによる感染爆発(パンデミック)が発生した場合、4割の就業者が職場を休むことが想定されているからです。
このことから広島で事業展開をしている電車やバスの事業者において、4割の乗務員が新型インフルエンザなどで休職した場合、とても通常運転が維持できるとは思われず、公共交通機関の運行が大きく乱れることが容易に予想されるからです。
運行を確保するためには、乗務員の健康管理が不可欠で、乗務中に利用客などから感染を防ぐ手立ての一つとなるインフルエンザ・ウィルスに効果的なマスクなどの常備が必要だと思われました。このような健康管理の準備が各公共交通機関の事業者でどの程度まで行われているのかは不明ですが、近い将来に流行が予測されている新型インフルエンザに備えは、絶対に必要だと考えます。
2008年12月5日
メルマガ・路面電車 石崎達也
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