今年もクリスマス電車の運行が始まりました。今年からは、一般公募の親子を乗車させて運転するという初めての試みがあり、この様子などを重点的に取材してきました。
今日も大変よい天気となりました。夕方17時ごろに広島駅電停へ出かけて、クリスマス電車に招待された親子の姿を探しました。そしてお話をうかがってみました。
数組の親子にお話をうかがったところ、電車の中のポスターや新聞でクリスマス電車への招待があることを知っていたそうです。多くの場合、お母さんが申し込みをなさったそうです。申し込みの段階から親子で申し込みをしていた人と、お母さんだけが申し込んで、当選した時点で子供さんに知らせてびっくりさせていたお母さんもいました。
どの子供さんも今日のクリスマス電車への乗車が楽しみであったようで、学校への連絡帳にこのクリスマス電車のことを書いたり、保育園の保母さんへ話を夢中でするなど、子供たちの興奮度が伝わってくる内容を聞かせていただきました。
広島駅電停を出発するクリスマス電車の直前に2号線広電宮島口行きの電車に乗車して、八丁堀電停まで先回りしました。この八丁堀電停から延々、紙屋町西電停まで走って追いかけてはクリスマス電車の外観と周囲の風景の様子を撮影して回りました。周囲のクリスマス・イルミネーションの輝きの中、クリスマス電車が走行する風景はとてもよい絵になります。
原爆ドーム前電停から7号線横川駅行きの電車に乗車して、横川駅電停まで移動しました。すでにクリスマス電車は2番線乗り場の奥の停車位置に停車して、招待された親子の休憩時間となっていました。このクリスマス電車の周囲には多くの利用客が集まってきて、携帯電話などで盛んに撮影をしていました。招待されていた親子もここで記念写真を撮影するなど和気藹々な雰囲気に包まれていました。
この横川駅電停から広島駅電停までの区間は、広電電車のご厚意によって乗車取材が許されたため、車内の様子を取材することができました。
電車の中では、クイズ大会などのイベントが行われていました。「海をサーフィンに乗ってくるサンタクロースがいるか?」などと言ったクリスマスに関するクイズや、広電の電車についてのクイズが出題されていました。クイズに正解するとお菓子や電車グッズが入った大きな袋をもらっていました。
電車に乗車した親子はとても喜んでいる様子がよく伝わり、和やかな雰囲気の中、クリスマス電車は広島駅に到着して、イベントが終了しました。
今回のクリスマス電車の親子招待イベントについて、広電電車の電車輸送企画グループの山広昭善チーフにいろいろと話を聞いてみました。(氏名を訂正しました)
今年のクリスマス電車では、イルミネーションを小さな白熱電球のタイプからLEDタイプのものに交換したことにより、従来車内に置いていた発動発電機を撤去することが出来て、バッテリーで点灯することが可能になったそうです。ことからエコロジーとエコノミー化を図ることが出来たそうです。そこで車内に一般市民に乗車してもらえる環境も出来たことから、従来から要望が多かったクリスマス電車への招待企画が可能となったそうです。
今年のクリスマス電車は、親子で乗車してもらうために、イルミネーションの配線などをきっちり整備して、ひっかかったり、感電などをしないように特段の配慮をしたそうです。さらに乗車してもらった親子に喜んでもらえるように車内装飾にも気を配ったそうです。
また乗車した親子にクリスマス電車を楽しんでもらえるように車内イベントも企画したそうです。これは路面電車まつりのクイズ電車などの運営で積み上げたノウハウが活かされているそうです。確かに取材中の親子の喜ぶ様子を観察していると、そつなくイベントが進行していることが実感できました。
今年は、とにかく初めてのことばかりなので、応募者の状況などがつかめず、不安を抱えながらのスタートとなったと心境を話されていましたが、結局応募者多数の抽選となり、まだ第一回目の運転が行われた段階ですが、このクリスマス電車のイベントは成功したように感じました。こうして市民とのふれあいの機会を増やすイベントを来年以降も期待しているところです。
2008年12月19日
メルマガ・路面電車 石崎達也
このメルマガ解除方法は下記URLの5番です。
http://www.tatsuya.dnsalias.com/mail-magazine/index.htm