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[romen-ml:1356] 差し出される小さな手



 午前中は晴れていましたが、午後から雲が張り出す寒い天気でした。夕方より、クリスマス電車のイベントとして、プレゼントの配布の様子を取材してきました。

 まず最初に広島駅電停に移動して、クリスマス電車の到着を待ちました。第一回目の到着では、プレゼントの配布は行われず、サンタクロースに扮装した広電職員たちが、手を振って愛嬌を振り撒いていました。

 JR山陽線を使って、JR西広島駅まで移動した後、広電西広島駅まで移動しました。乗り場には、すでに多くの子供たちとその親たちが集まって、クリスマス電車の到着を待っていました。

 しばらくすると構内放送で新己斐橋までクリスマス電車がやってきていることを知らせていました。子供たちの興奮も盛り上がっている状況でした。そしてクリスマス電車のイルミネーションが見え始めると、わざわざした雰囲気が大きくなって、クリスマス電車への期待が高まっていることを知ることが出来ました。

 クリスマス電車が到着すると、一斉にサンタクロースが登場して、子供たちにプレゼントの配布が始まりました。多くの子供たちがサンタクロースに群がるように近づいては、小さな手を差し出していました。そしてサンタクロースが次々とプレゼントを手渡していました。サンタクロースは、このプレゼントの配布が一段落すると、次は記念写真を求める親子の要求に応えて、子供と一緒にカメラに収まっていました。

 この広電西広島駅を離れて、再びJR山陽線を使って横川駅電停まで先回りしました。ここでも既に多くの親子が乗り場に集まっていて、混雑をする状況となっていました。

 この横川駅電停でも、多くの子供たちの期待に応えるようにサンタクロースが大活躍をしていました。

 横川駅電停を離れて、JR山陽線を使って広島駅電停まで移動しました。この広島駅電停でも多くの親子が集まっていました。一般の利用客の乗降の多い電停ということもあって、クリスマス電車が到着するとプレゼントに集まった親子だけでなく、一般の利用客も次々と集まっては、携帯電話などで撮影をしていました。

 今年のクリスマス電車も子供たちの笑顔の中、事故もなく無事に終了していました。今年のクリスマス電車は、招待乗車などの新企画もあり、来年以降にも大きな期待が持てるものとなっていました。広電電車の努力が認められる内容だと思いました。


 最後に来年への課題として次の三点が気になりました。
 第一点目は、最終日はプレゼント配布で特別に多くの人が集まるので、広島駅電停や広電西広島駅などのように常時職員のいない横川駅電停には、電車が到着する前の混雑を誘導する職員の配置などを検討して欲しいと思いました。

 第二点目は、クリスマス電車が走行する途中、紙屋町西電停などの特別に混雑する乗り場では、より混雑を増加させる場面が見られました。このような混雑を防ぐために、混雑の激しい乗り場ではクリスマス電車は停車せず、ゆっくりと通過して行く工夫などが必要かと思われました。

 第三点目は、クリスマス電車の告知についてです。各電停やホームページにクリスマス電車の時刻表が案内されていましたが、最終日の12月24日のものだけで、19日から23日までのものが案内されておらず、24日のものが全部の運行日に適応されているかのように錯覚をするものでした。
 大人の鉄道ファンが間違ってクリスマス電車の到着を待ってしまうのは笑い事で済まされますが、子供たちもクリスマス電車を見たいと思って訪れることもあります。親の都合で最終日に各電停に行けない子供たちもおり、プレゼントの配布がないにも関わらず主要電停に行ってクリスマス電車と一緒に記念写真を撮影する親子がいるものです。このような子供たちの期待を裏切らないためにも二種類の時刻表を案内してくれることを期待しています。

2008年12月24日
メルマガ・路面電車 石崎達也

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