今日は定期券をパスピー(PASPY)定期券に変更するなどの手続きを行った後、夕方の時間帯に3本ほど出発する広電西広島発の広電宮島口行きの電車の様子を観察してみました。
従来から夕方の時間帯に広電宮島口行きの電車に遅れが大幅に生じたとき、広電西広島駅から臨時電車として広電宮島口行きの電車が運行されていました。今回のダイヤ改正で新設された広電西広島発の広電宮島口行きの電車は、この臨時電車を格上げした電車とも考えられます。
この定期運用化された広電西広島発の広電宮島口行きの電車は、出発時間も確定したことから、混雑した電車から空いた電車へ乗り換えをする人もいることと思います。このようなことから、臨時電車から定期運用化したことは利用客にとっても電車の選択肢が増えて利便性が向上したものと考えられます。
さて実際の定期運用化された広電西広島発の広電宮島口行きの電車を16時49分の電車で観察してみることとしました。
3番線の広電宮島口行きの乗り場の電光表示案内には、6番乗り場から16時42分発の電車の案内があり、そして6番線に2号線広電宮島口行きの3703号が停車して出発の準備をしていました。また発車時刻が近づくと3番線乗り場に待機していた集札員が6番線の電車を案内していました。そして16時42分に出発して行きました。
どうも本来16時42分に発着の電車の運行が遅れているようで、この16時49分発であった電車と差し替えられて運用が行われたようです。これで宮島線内の電車の運行の遅れは解消されたこととなりました。
逆に本来16時42分発着であった2号線広電宮島口行きの3801号は16時47分ごろに到着していました。この電車が16時49分発の広電西広島発の広電宮島口行きの電車として運行されたようです。
今回の運用はなかなか上手い方法を考え出したものと思いました。従来の電車の運行の遅れが発生してからの対応ではなく、遅れが発生する前に対応してしまおうとするものでした。電車の運行間隔が少しでも開くと、たちまち乗り場に利用客が増えて乗降の時間がかかり、電車の遅れが拡大するという連鎖を事前に封じ込めるからです。
まだまだダイヤの見直しで運行の改善が図れることを実証して見せてくれたものと思いました。このような企業努力があってこそ、利用客に選ばれる乗り物となれると考えています。
2009年10月27日
メルマガ・路面電車 石崎達也
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