今朝も大変寒い朝を迎えました。広島市内の気温が4.6度となっていました。この寒い朝、鈴峯踏切で踏切事故防止キャンペーンの啓発活動が行われました。この様子を取材してきました。
この寒さでも多くの通勤通学客の人たちが広電電車を使っていました。どの電車も大変混雑していましたが。私は2号線広電西広島行きの電車を待って乗車することとしました。それは比較的空いていて楽に乗車することが出来るからです。
10月26日のダイヤ改正で宮島線内を往復するだけの電車が増えたことからこのような選択が出来るようになりました。私のように宮島線内しか移動しない利用客は広電西広島行きの電車に乗車することによって利用客の分散化が図れるようになっていました。そのため広島駅行きの電車の混雑の緩和にも役立っていると思います。
さて踏切事故防止キャンペーンですが、7時50分ごろに広島電鉄と中国運輸局の職員たちが集合してきて、踏切事故の防止を呼びかける啓発グッズの配布を開始しました。
朝の通勤通学時間帯は列車の通過も多く、長く遮断機が閉じていることもあって、遮断機の前に並んでいる歩行者や自動車のドライバーに啓発グッズを手渡しては踏切事故防止の協力を呼びかけていました。
8時20分ごろには啓発グッズの配布も終了して啓発活動も終了していました。
今回踏切の通行者に手渡された啓発グッズは今までものと違い新しく広電5100形電車(グリーンムーバーマックス)のペーパークラフトも付いているものでした。
単純に踏切事故防止を訴えるチラシでは、なかなか内容まで踏み込んで読んでもらえない可能性もありますが、このような工夫がしてあると関心を持って読んでもらえるものと思いました。少しずつ工夫が凝らしてあることに感心をしました。
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今回の取材で感じたことは、やはり遮断機潜りは無くならないものということでした。そして遮断機を潜る人は、自分は大丈夫だと思って潜っていることでした。
よく踏切事故が発生するパターンとして、列車通過直後の遮断機がまだ上がっていない状態のときに安全だと思い込んで遮断機を潜り、反対側から接近した列車に轢かれてしまうものがあります。
この鈴峯踏切では踏切西側(山側)からJR山陽線の上り(広島方面行き)列車通過直後に遮断機を潜って侵入してしまい、下り(岩国方面行き)列車に轢かれてしまう危険性が特に高いことが知られています。
このため両方向から列車が接近しているときには、通常とは違う警告方法をして本当に死亡する危険性が高いことを更に注意喚起して遮断機潜りを思いとどまらせることも考えた方がよいのではないかと思われました。
法律や規則を守っていれば、踏切事故は防げるものです。そのため今までは『規則を守らせる』ということに主眼を置いていた思われます。
上記の例のように通常の警報動作の上に更に危険度が高いことを知らせて遮断機潜りを思いとどまらせることは、遮断機潜りが止まらない現実にも目を向けて、遮断機潜りを容認するわけではないがとにかく『踏切事故を発生させない』ことに主眼を置いて、一歩踏み込んだ対応があってもよいものと思われました。
しかしどのような対策を組んでも最後は歩行者が遮断機を潜るという行為自体がなくならない限り踏切事故は発生し続けます。遮断機は決して歩行者の邪魔をするものではなく、命を守ってくれているものだということを忘れないようにして欲しいと思っています。
2009年11月4日
メルマガ・路面電車 石崎達也
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