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2002-06-06 路面電車を楽しもう |
私は時々思うことがある。 私は路面電車を楽しんでいるのであろうか?「楽しみ」といっても人それぞれなので、その人が納得していればそれでいいはずのものではある。しかし、「はいそうですか」と言ってしまうともうそれで終わってしまう。一応このウェブサイトは路面電車を楽しむ読者さんが集まっていると思っている。そうでありたいと毎日努力しているのである。
私は仕事として毎日デジタルカメラを持ち歩いて電車の写真を撮影している。 どんな新しいことがあるのか目を皿のようにしてネタを探しているのである。こうしてデジタルカメラを持って電車やその周辺施設などを撮影しているとつい頭の中を過ぎるものがある。私自身は路面電車を楽しんでいるのであろうかと・・・。私は私自身の個性を通じてこのウェブサイトに記事を書くことによって路面電車の楽しさなども伝えて行かなければならないはずだと思っている。大上段に構えて上から読者さんに伝える能力はないのである。毎日の路面電車撮影日記を読んでみても分かると思うがその場で行き当たりばったりで恥ずかしいものをさらしているのが実情である。自分で体験したことを考えたことを単に文章にするだけしかないのである。
ウェブサイト上では画像で電車の姿を伝えようとしている。実際の電車は映像のように二次元的な平面的なものではなく立体物であるし、近づいてみるといろいろな匂いや音が聞こえてくるものである。また走行している電車の傍に立っていると電車が巻き起こす風を感じることができる。また、電車に乗り込むと電車が動くときに発生する振動や揺れを感じることが出来るはずである。車内アナウンスや停車ボタンなどの操作音が聞こえてくることもある。ウェブサイト上では画像として電車を紹介するほか音声を伝えることが出来るぐらいのものである。その他の感覚に関するものは自分自身が体験したことを文章で伝えることしかできないのである。これらの感覚で電車を十分に味わっていないと読者さんに伝えることが出来ないことである。私のようにカメラなどを下手に持ち歩いていると、ついついこれらの体験をしっかりすることを忘れてしまうことがあるのである。
私が気にしているのは、電車を撮影している人をよく見かけるが、単に路面電車の姿を写真に撮ってコレクションをしているだけではないだろうかという疑念である。趣味としての入口は何かのコレクションから始まることが多いものである。とは言え、確かに私以上に路面電車を楽しんでいる人も多いことであろうが、どうもそうと思えない人たちも残念ながら多いように思えてならないのである。路面電車を体験するのは各自自身である。決してウェブサイト上からでは体験の一部しか伝えることしかできないので、是非ともこの読者さんはいろいろな形で路面電車を体験して欲しいのである。
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著作:石崎達也 制作:有限会社タツヤ模型