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2002-06-10 安全対策

 本日の取材で踏切の一部に新しく標識が設置されているのを発見した。この標識を見てちょっと疑問に思うことがあったので本日の話題としたいと思う。

 可愛川西1の踏み切りに近づいてみると「二輪車の乗車通行禁止」という標識が設置されていた。これはおそらく平成14年5月2日の夜に起きた高校1年生が田尻付近で電車にはねられたことによるものだと思われる。この高校生は当時自転車に乗っていたと中国新聞に報道されていたがどのように事故にあったのか記載はなかった。しかし、安全のためだと言えこんな中学校や高校の校則のように何でもやってはダメと安易に書くのは本当によいことなのか疑問である。第一この標識があったとしても、この踏切に差し掛かった自転車に乗った人が自転車から降りて押して歩くだろうか?大変疑問である。実効性の乏しい標識をつけておいて実際に事故が起きたときには鉄道会社には責任がないと言う免罪符にでもしようと思っているのであろうか?第一ここの踏切を自転車に乗って通行して危険であることの意味がまるで分からない。自転車で通るのが危険であるのであれば、徒歩で通行して本当に安全なのかと言いたいところである。たとえばレールが滑るから危険であるとでもいうならば、徒歩でも同じではないか?杖を突いて歩く人などはどうなのか?こんなネガティブなことを書き続けていると「この踏切の通行は徒歩で健常者だけに限る」いった極端な警告が書かれることとなるであろう。

 私はこのような責任回避のように受け取られても仕方がないような標識をとりつけるより、自転車で通行しても安全な方策を採るべきだと思っている。またどうしても自転車に乗って通過するのが危険であり、それがどうしても技術的に解決不可能であるというのであれば、そのことを広く市民に伝え市民の理解と協力を得るべきではないかと思っている。市民に理解されない方策は慎むべきだし、また人の行動を制限することを実行する場合には慎重に行うべきであろう。公共性の高い企業であればその責任も大きいものと思っている。

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著作:石崎達也 制作:有限会社タツヤ模型