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【他の都市での取り組み紹介】 川崎市宮前区のバスのりあるき |
この広島の散歩道では散歩という身近な題材を選んで公共交通機関の特徴を活かす方法を提案しているページです。公共交通機関の活用については、日本各地にそれぞれ独自の考えを持って活動している人たちも多く存在しています。川崎市宮前区にお住まいのヒップホップジャズ(HipHop&Jazz)さんから、「バスのりあるき」の活動のお話を聞き、大変興味深い内容だったので、ここに紹介することとしました。
バスのりあるきとは
川崎市宮前市民館市民自主企画として「バスのりあるき企画運営委員会」を立ち上げて、2003年11月からバスのりあるきのイベントが行われているそうです。すでに4回イベントが実施されているそうです。バスを上手く利用して地域を見て回るイベントのようです。今度の11月に二回のバスのりあるきのイベントを企画すると聞いています。
私が感心したことは毎回違うテーマを中心に据えて企画内容がよく練り込まれていることと、このイベントの参加者たちに何を体験して何を見てもらいたいかがしっかりと示されていることです。単なるお散歩ではないところがイベント企画として成立している部分だと思われます。更に一般営業のバスを使用しながら徒歩で移動するイベントであるため、気軽に参加できるようになっているところがよいところだと思われます。またバスの利用も一日乗車券を利用して参加者の負担が少なくなるように配慮されているようです。
このバスのりあるきのイベントの内容を端的に示しているものが参加者に配布されるパンフレットです。以下にパンフレットの内容を見ていただきたいと思います。
これはバスのりあるきについて紹介するためにパンフレット(バスのりあるき企画運営委員会・2003年11月1日のもの)から引用しているものです。
この川崎市宮前区のような市民が自主的に企画を考えて実行に移せる施策をとっている地方自治体は多いものですが、その存在も知らず、なかなか活用されていないことが実情のようです。またこのようにしっかりとした形でイベントの企画を考えて実行に移すには大変なご苦労があったものと思われます。おそらくヒップホップジャズさんを含めた運営委員の熱意によって支えられているものと思われます。こうした市民の自主的な活動がますます盛んになるように願ってやみません。
最後に、このバスのりあるきについて簡易版の日記に取り上げたところヒップホップジャズさんからメッセージをいただきました。内容がヒップホップジャズさんの考え方やバスのりあるきを企画した経緯をよく表現していると思われましたので、本人の了解のもとに一部本題と異なる部分を削除させていただいた上で内容を掲載させていただきました。
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ヒップホップジャズ(HipHop&Jazz)さんからのメールを紹介 |
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---メールの導入部を割愛しました--- ウェブサイトのほうも見ました。写真入りで紹介されていましたね。 私自身はいわゆるバスマニアなので、バスの車両や路線、歴史などについてマニアックな視点で興味を持って調べています。そのためそこで得た知識をそのまま表現することは、他のバスマニアには有用ですが、それ以外の人にはなかなか受け入れにくいものだと思います。 一方で私がバスマニアであることは会社などの身の回りの人には広く知れ渡っていて、よくバスの乗り方などについて質問されてきました。また、地方出身者と話す時にその地方のバスのことを話すと驚かれたり、懐かしがられたりして話がはずむものです。 こういった経験を経て、バスに関する知識も目先の捉え方や考え方次第で十分にマニア以外にも有用な情報の提供が可能だということを考えるようになりました。そこでバス情報案内のサイトからの情報発信だけでは物足りなくなり、地域社会との関わりをもっと強めたいとの思いから「バスのりあるき」を考えるようになりました。 私は宮前市民館のある講座(バスとは関係ない)に参加して地域の人たちとの付き合いがあったことから「バスのりあるき」を提案してみたところ、いくつかのステップを経て「バスのりあるき」の実施までにつながってきました。実は名前も提案当初は「路線バスを使ったまちあるき」というものから、洗練された「バスのりあるき」になりました。 このような経緯(いきさつ)を経て現在に至っていますが、私の公共交通に対する考えは、流動的に変化している段階(まだ結論には達していない?)状況です。今は環境保護をすることが最終目標のように思っています。すなわち自家用車の利用を減らすことで排ガスの抑制や、道路開発を減らすことにつながるのではないかということです。 この「バスのりあるき」を通じて地域の人たちとコミュニケーションを持つようになってから、公共交通だけでなく、ゴミの削減などについても考えるようになりました。ということでテーマはとても大きく、今すぐにどうなるというものではないのですが(今後も変わると思いますし)、まずはできるところからと、少しずつ活動しています。 そういった意味で、老齢化社会を考えられている石崎さんとは違う点もあるのですが、公共交通を使うという点では似たところも多く、先日お話しできたことは、とても参考になりました。ありがとうございました。(私の意識にも老齢化社会というチャネルが加わりました) |
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このページは2004年(平成16年)10月5日に制作しました。使用しました資料などが古くなっている場合があります。
著作:石崎達也 制作:有限会社タツヤ模型