| セキュードさん運動 |
【動機】
私がよく利用する広電電車やその他の公共交通機関では、よく座席譲りの光景をよく見かけます。体の不自由な人や高齢者や身体障害者などに対する配慮として、利用客同士で座席を譲ったり、乗降の手助けをするのは日常的なものです。このような光景を見かけると、本当によかったと感じるものです。
しかし電車が混雑していたり、なかなか周囲の状況を確認出来ないときには、このような座席を譲ってあげたいと思う人が乗車していても、なかなか気付かないことも多いものです。このようなときには誰か気付いた人が座席に座っている人にそれとなく気付くように声を掛けられれば、座席譲りがもっと積極的に出来るのではないかと考えています。特に利用客の乗降に気を配っている乗務員(運転士ならびに車掌)が利用客に知らせてくれるととてもありがたいと私は感じます。
しかしこれには大きな問題があるのです。それは、座席を譲ってあげたい人を「身体障害者」とか「体の不自由な人」という言葉を発することが出来ないことです。確かに本人は身体障害者であっても、指をさされて身体障害者とか体の不自由な人と呼ばれることは、きっと辛い思いをされる人も多いと思われます。それを感じているためか、乗務員の口からは、この二つの言葉を聞いたことがありません。
その代わり発せられる言葉としては、「車いす」とか「ベビーカー」などの身体障害者や赤ちゃんなどを連想させる言葉を発するようです。しかし、上記のようにベビーカーや車いすのような場合は問題ないのですが、目の悪い視覚障害者の人などはどの様に呼べばいいのか困ってしまうこともあるようです。
【目的】
そこでこれらの身体障害者やその他の理由で座席が必要な人の存在を周囲に知らせる言葉が無いか考えています。「障害」とか「不自由」などといったネガティブで暗いイメージでないものがあればと思っています。そうすれば、気軽に乗務員が座席を必要としている人の存在を利用客に知らせることが出来て、それに気付いた利用客が座席を譲ることが出来るのではないかと考えています。
この表現する言葉として最初に「助救者(じょきゅうしゃ)」などと考えましたが、発音がし難く、救助(きゅうじょ)と間違いやすい文字を持っているので却下しました。また援助などという言葉も近年イメージが急降下しているものなので、使いたくない言葉です。そこで「身体障害者に限らず座席を求めている人」ということで「席求人」として「せき・きゅう・ど」を外国語らしく「セキュード」と呼んでみてはどうかと思っています。「セキュードさんがご乗車になります。周囲の人はご協力をお願いいたします!」とすれば、ずいぶんと車内放送や声掛けがしやすくなるのではないかと思います。
「座席が必要」とは「手助けが必要」の意味も込めています。これらを総称する言葉を多くの市民が口にするようになれば、市民に認識され、身体障害者などの座席を必要とする人によい多くの座席譲りや手助けの機会が提供できるようになると考えています。
もちろんこれは一つの提案で、もっとお洒落で相応しい言葉があればそちらを採用してもよいと思っています。多くの市民に理解をしてもらって、この言葉を使ってもらうことが目的だからです。
【運動方法】
簡単です。セキュードさんを発見したら、セキュードさんと声を出すだけです。初めの内は結構難しいかもしれません。「何?それ?」と訊ねられたら、座席を必要とする人たち総称であることを教えてあげてください。セキュードさんの輪を広げていってください。
【意見募集】
座席を求める人の存在を周囲に知らせるための「言葉」について、ご意見があればご連絡をしてください。メールでのご意見はこちらにお願いします。表題「セキュードさんについて」などとしてください。
tatsuya_model@mbb.nifty.com
1.座席を必要とする人
2.座席が必要と思われる人
3.座席を譲ってあげたい人
を総称するポジティブで明るいことばが欲しいと思っています。
【権利】
2007年1月9日現在ですが、この「セキュード」や「席求人」の言葉はgoogleやyahoo!などの検索エンジンを調べる限り、使用している人はいないようでした。私はこのセキュードさん運動を行う上で、この言葉を商標登録などをするつもりはありません。また不用意に第三者に使用して欲しいとも思っていません。出来ることであれば、公共交通機関の諸団体によって登録して使用されることが望ましいものと思っています。また私自身はセキュードさん運動に共感されて、この言葉を使われる個人や法人、団体などに対して、この言葉の権利を主張することもありません。ソフトウェアの世界のフリーウェア(無料という意味ではなく、誰もが自由に取り扱えるソフトウェア)のような取り扱いをされることを希望しています。また私(石崎達也)が発起人であることや、このウェブサイトのことも明記する必要もありません。理念だけが伝わればよいと私は考えているからです。
このページは2007年(平成19年)1月9日に開設しました。
内容は随時更新しています。最終更新日:2007年01月09日
著作:石崎達也 制作:有限会社タツヤ模型